アメリカ発祥の手技療法です。

筋骨格系の障害を取り扱う脊椎ヘルスケアの専門職として法制化されています。

現在の日本においては法的な資格制度は無く、民間療法として誰もが自由に開業や施術が出来ます。

職業としては法的資格制度のない医業類似行為として保健医療やサービス業に分類されています。

 

カイロプラクティックの施術法は、施術者によって様々ですが、主に脊椎やその他の身体部位を調整(矯正)することにより、ゆがみの矯正、痛みの軽減、機能改善、身体の自然治癒力を高めることを目的としています。

 

分かりやすく言うと、骨格のゆがみ、特に背骨の機能異常を手技によって調整することで神経の働きを回復するヘルスケアです。

すなわち人間の体を主にコントロールするのは脳につながる神経系であり、その働きがよくなれば自然に人は症状の改善とともに健康になるという訳です。

 

どんな症状に効くかは、腰痛、頭痛、むち打ち、肩こり、股関節や膝の痛みなど運動器疾患系にすぐれた効果を発揮します。

他には、疲労回復、姿勢改善、自律神経失調、など、また自律神経を介して内臓の機能改善、ストレスの緩和などにも有効であり、高齢者へのケアや生活習慣病、慢性病などの効果も注目されています。

風邪予防や健康増進のため、健康管理としても利用されています。