大人ニキビには間違った洗顔方法やメイク落とし、睡眠不足などの生活習慣の乱れ、ダイエットや便秘、食生活や仕事のストレスなど、大人ならではの原因があります。
大人ニキビを防ぐ洗顔方法
皮脂の分泌量は20代をピークに減少します。したがって皮脂膜が十分に機能せず、水分が蒸発しやすくなって皮膚は乾燥しやすくなるのです。肌が乾燥すると角質がかたくなり、毛穴がつまりやすくなってニキビの原因になります。さらにエアコンなどでの乾燥もニキビの悪化を後押しします。
青春時代のニキビは、余分な皮脂が原因でまめに洗顔して清潔に保つことが大切でしたが、これを大人が行うと、ますます肌を乾燥させてしまうこともあります。1日に何度も洗顔したり、ごしごしこすっていると、肌を守っていた皮脂まで洗い流してしまうからです。
ニキビが気になるからといって、何度も洗顔を繰り返すと、逆に肌に負担をかけてしまいます。洗顔を繰り返すことで、肌の皮脂が減り、乾燥に繋がってしまうのです。何度も洗顔をするのではなく、一度の洗顔を丁寧に行うようにしましょう。
ゴシゴシ洗ってしまうと、それだけで肌を傷つけてしまいます。せっかくの洗顔が台無しになってしまうのは避けたいですよね。空気をたくさん含んだきめ細やかな泡で、優しく包み込むように洗うようにしましょう。
洗顔も大事ですが、洗顔後の保湿もしっかりとしてあげましょう。優しく汚れを落とされた肌は、たっぷりの水分をぐんぐんと吸い込んでくれます。保湿された弾力のある肌は、ちょっとの刺激には負けない丈夫な肌につながります。
洗顔は朝晩1回ずつ、1日2回で十分です。洗顔のあとは、保湿作用のあるクリームなどを必ず塗りましょう。